ノンメンブレンテクニックセミナー事務局は、今回初めて大阪で2月23日に「転ばぬ先の杖の会 in 関西」を、3月1日&2日の2日間東京で技工セミナーを開催いたしました。
「転ばぬ先の杖の会 in 関西」では、ノンメンブレンテクニックの既に受講された先生やご興味のある先生方にご参加いただき、ノンメンブレンテクニックを手がけて広めらておられる村辺先生を主としてノンメンブレンテクニックセミナーの講師の先生方のご講演とコースを受講された先生に臨床例の発表をしていただき、概ねご好評を頂きました。
技工セミナーでは、西村先生と堤先生による豊富なご経験からのご講演および村辺先生の臨床例のご講演を2日間にわたり技工セミナーを開催いたしました。技工士の先生方と開業医の先生方にご参加頂き大変ありがとうございました。
今回の技工セミナー中に、確認できたことがございました。それは、CTの分析で行われているガイド埋入と、総義歯における歯牙の配列位置との違いを骨造成をすることで補うことができるのかという問いに関してです。村辺先生がつくられた症例の模型を分析し、確認をしていただいたところ、ほぼ理想的な歯列の位置ににインプラント補綴が出来ていたということがわかりました。これは、舌運動をを邪魔することなく嚥下咀嚼における複雑な機能を十分に発揮できることであり、床付き義歯同じような顔貌を獲得できるという事です。さらに、これは以前から言われていたトップダウントリートメントが達成できているということを意味しております。
5月には、「転ばぬ先の杖の会」特別講演会を開催いたします。ノンメンブレンテクニックの臨床例に加え、耳鼻咽喉科と内科の先生方からみた歯科治療とのコラボ、それから、ノンメンブレンテクニックに関しての基礎研究の発表もございます。この講演会では、転ばぬ先の杖の会の会員の方のみでなく、ノンメンブレンテクニックセミナー受講済みの方や未受講の方もご参加いただけます。
お問い合わせは下記まで。
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